フリーランスとして独立すると、「どこまで経費にしていいの?」という疑問に必ず直面します。この記事では、ITエンジニアが経費にできる代表的な項目と、判断に迷うケースを整理します。
経費にできる主な項目
1. 機器・ハードウェア
- PC・ディスプレイ — 10万円未満なら全額を消耗品費として経費に。10万円以上は減価償却(耐用年数4年)
- キーボード・マウス・ヘッドセット — 業務で使用するものは消耗品費
- スマートフォン — 業務使用割合に応じて按分
2. ソフトウェア・クラウドサービス
- AWS・GCP・Azure — サーバー費用は通信費または外注費
- GitHub・GitLab — 月額利用料は通信費
- Adobe CC・JetBrains IDE — 月額・年額ともに経費
- Slack・Notion・Figma — 業務ツールとして経費
3. スキルアップ費用
- 技術書・専門書 — 新聞図書費
- Udemy・Coursera等のオンライン講座 — 研修費
- カンファレンス参加費 — 研修費(交通費・宿泊費も含む)
- 資格試験の受験料 — 研修費
4. 自宅オフィス関連
- 家賃 — 自宅兼オフィスの場合、作業スペースの面積比で按分
- 光熱費 — 使用時間比で按分(電気代は特に認められやすい)
- 通信費(インターネット) — 業務使用割合で按分(一般的に50〜70%)
5. その他
- コワーキングスペース利用料 — 地代家賃
- 交通費 — クライアント先への移動費
- 会食費 — クライアントとの打ち合わせ(会議費または交際費)
判断に迷いやすいケース
ゲーム機・ゲームソフト
ゲーム開発エンジニアであれば、検証用として経費に計上できます。それ以外の場合は基本的に経費になりません。
高額なデスク・チェア
エルゴノミクスチェアなど高額な家具も、業務専用であれば経費に計上できます。10万円以上の場合は減価償却の対象です。
海外サービスの支払い
海外サービスへの支払いも経費になります。ただし為替レートの記録が必要です。クレジットカード明細の日本円金額で記帳するのが一般的です。
まとめ
経費にできるかどうかの基本原則は「業務に直接関係するかどうか」です。プライベートとの区分が曖昧なものは、使用割合に応じて按分します。判断に迷ったら、税理士に相談するのが確実です。